高性能住宅を建てる時のポイントは?ポイント別に見た秋田の住宅会社3社
2023/06/13
高性能住宅を建てる際のポイント
「高性能住宅」とは安全に快適に暮らすために必要な機能が揃っている住宅のことを言いますが、「長期優良住宅」や「ZEH住宅」等の省エネ住宅とは違い、明確な定義や規定はありません。しかし、高性能住宅と呼ばれる住宅には主に4つのポイントがあります。
気密性
壁や窓、ドアなどの隙間をなくし、室内をできるだけ密閉した状態にして気密性を高くすると、室内の温度を管理しやすくなります。これにより壁の中で発生する結露を防げます。
断熱性
断熱性の優れている家は室内の熱が逃げにくく、外の温度の影響を受けにくいため、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間が実現します。断熱性を高めるには床や壁、屋根に断熱材を入れたり、断熱性の高い窓を採用したりするなどの方法があります。
耐震性
地震の多い日本で安心して住むためには必要な機能です。「耐震性が高い家=地震に強い家」のことで、地震の揺れにどれぐらい耐えられるかは、3段階ある「耐震等級」で測ることができ、耐震等級3が最も耐震性に優れています。
耐久性
長く安心して住み続けるためには「耐久性」も必要です。耐久性の高い住宅は自治体から「長期優良住宅」の認定を受けると、税金面での優遇等があります。
秋田県で高性能住宅を建てるなら省エネ住宅
秋田県は47都道府県の中でも気温が低く、場所によっては積雪もあるため暖房等のエネルギー消費量が多く、全国的に見ても温室効果ガス(二酸化炭素)の割合が多い県です。そのため、家庭からの二酸化炭素排出を削減させるためにも、省エネ住宅がおすすめです。
省エネ住宅とは、家庭のエネルギー量の約30%を占めている冷暖房費を削減することを目的としている住宅を指します。政府は1980年に省エネルギーの目安となる「省エネルギー基準」を設けて、その後時代に応じて順次改定していています。
「省エネルギー基準」とは屋根や外壁、窓などの家を取り囲む「外皮性能」と、冷暖房や換気、照明、給湯、家電の「一次エネルギー消費量」の2つの側面から求められます。
ポイント別!秋田の住宅会社3社
ここでは、高性能住宅のポイント別に秋田県の住宅会社をご紹介します。
断熱性・気密性
断熱性・気密性に定評があるハウスメーカー・工務店を3社見ていきましょう。
日沼工務店
冬が厳しい東北では、まず冬場に家の中が暖かくて、四季を通じて快適に過せることが大切です。そのためにも、「断熱」「気密」「計画換気」そして「全館暖房」が重要になってきます。日沼工務店では国内トップクラスの断熱・気密性能を誇る「オリジナルペアガラス」を用いた、「HAVE-S工法」を確立し、快適で長寿命な住宅を提供しています。
秋田ハウス
屋根、壁、基礎等の建物の外周をすべて断熱材で覆う「外張断熱工法」を用いた高性能住宅を提供しています。断熱材ですっぽりと包み込むことで、熱が逃げてしまう「ヒートブリッジ(熱橋)」をなくし、壁内結露が起きにくい断熱施工が可能になりました。
土屋ホーム
「あたたかい家」にこだわり、独自の開発技術により家の中の温度を逃がさない断熱性と、確かな施工がもたらす気密性を重視した家づくりを提供しています。
耐震性・耐久性
耐震性・耐久性に定評があるハウスメーカー・工務店を3社見ていきましょう。
一条工務店
地震大国の日本で安心して住むためには、「地震に強い家づくり」が重要です。一条工務店は30年以上前から東京大学や研究機関と連携をして実大実験をおこない、安全と安心を追求しています。
積水ハウス
10年以上研究を重ねて誕生した地震動エネルギー吸収システム「シーカス」や、日本初の重量鉄骨梁勝ちラーメン構造の「フレキシブルβシステム」を導入。耐震性の向上に力を入れています。
イーワンホーム株式会社
従来工法を基本に高耐久構造躯体「J WOOD・LVL」を採用。優れた耐久性が可能になりました。
寒さの厳しい秋田での「高性能住宅」は「気密性、断熱性、耐震性、耐久性」の4つがポイントです。高性能住宅の家は一年を通して快適に過ごせるうえ、高い耐震性能を持つため災害に強く、安心して暮らせます。他にも省エネ効果などたくさんのメリットもあります。
これから秋田で家を建てるなら、高気密・高断熱の住宅づくりに定評のある日沼工務店の高性能住宅を検討してみてはいかがでしょうか。