杜の都仙台で自然の豊かさを取り入れた提案ができる工務店
2023/08/31
杜の都と呼ばれる仙台市には、豊かな自然を活かした開放的な住宅が数多く存在しています。快適に暮らせる住宅を建てるためには自然素材を用いることはもちろん、太陽光や風を取り入れることも大切です。
家の中に居ながら、仙台市の豊かな自然を感じられるような温かさや快適性を実現するためには、提案力のある工務店を選びましょう。
緑が豊かな仙台が杜の都と呼ばれる理由
仙台が「杜の都」と呼ばれる理由は、豊かな緑にあります。約400年前の江戸時代、仙台藩の祖である伊達政宗公は、家臣たちに屋敷内に実のなる木や竹を植えること、隣地との境には杉を植えることを奨めました。これにより生まれた屋敷林や神社・寺院の林、広瀬川や青葉山などの自然が一体となり、仙台を緑に包まれた都市へと変化したのです。
まち全体が緑に包まれる姿は、明治42年にはすでに「森の都」として仙台の観光案内書に記されていました。さらに昭和に入ると、「杜の都」という表現が使われるようになります。この「杜」には、市民が協力し合って育ててきた緑という意味も含まれています。そして、神社や寺院、屋敷のまわりを取り巻く緑や市民が大切に育てた緑が、仙台の宝であるという想いが込められています。
仙台空襲によって一部の緑が焼失しましたが、その後の復興によって青葉通や定禅寺通などの街路樹、青葉山公園や西公園などの緑が今もなお「杜の都」の特徴を引き継いでいます。その緑豊かな景観は、仙台市内を訪れる人々に心地よさと平和な雰囲気を提供し続けています。
また、仙台市は四季折々の風情が美しく、季節ごとに異なる魅力を楽しめる地域でもあります。
・春季
春になると、仙台市内の公園や街路の桜が満開になります。特に多賀城公園や定禅寺通りには美しい桜の花トンネルが広がり、ピクニックやお花見を楽しめます。
・夏季
夏には仙台市内の山々や公園が新緑に包まれ、爽やかな風景が広がります。特に青葉山や愛子山などの丘陵地帯には新緑の美しい景色が一面に広がり、自然散策やハイキングを楽しめます。
・秋季
秋には仙台市内の公園や名勝地で紅葉が見頃を迎えます。特に松島湾周辺や青葉城址公園、作並温泉などで紅葉の美しい景色が広がり、紅葉狩りや散策などで秋の風情を感じられます。
・冬季
冬になると、仙台市内でも雪が降り積もることがあります。雪景色の中で、街並みや公園が銀世界に包まれ、幻想的な風景が広がります。また、冬にはイルミネーションイベントも開催され、冬のロマンチックな雰囲気を楽しむこともできます。
これらの四季折々の風情が仙台市の魅力をより深く引き立てており、訪れる人々に心温まる体験を提供しています。
仙台市で自然を取り入れた住宅の特徴
仙台市で自然を取り入れた住宅の特徴として、地域の豊かな自然環境に合わせた設計やデザインが挙げられます。
・自然と調和した住まい
広い敷地を最大限に活かしたプランを追求し、プライバシーを保ちながら自然を感じる楽しい住環境を目指した住宅です。敷地は公園のような木々に囲まれた場所で、住まいは周囲の自然環境に調和する西洋庭園のような建物としてデザインされています。
建物の中央の屋根を窪ませることで、どの部屋からも空を感じられる環境を創出しました。子ども部屋からも太陽光を取り込む工夫をし、外部との調和を高めて心地よい空間を演出しています。
・外とのつながりや家族の様子を感じられる住まい
南面に面した中庭を中心に配置し、常に外とのつながりを感じることができる間取りが採用された住まいです。吹抜けのあるリビングは明るく開放的であり、スタディコーナーやサンルームも備えています。
リビングに隣接した小上がりの和室は、落ち着いた雰囲気で来客をもてなす場所として、または幼児のお昼寝スペースとしても使われています。家族や仲間との集まりで使用することが多いため、キッチンとウッドデッキを隣接させて配膳がしやすい工夫がされています。
・美術館のような住まい
オーナーの最初の希望を尊重しつつ、高台の素晴らしい眺望を引き立てるために、リビングを2階に配置した住宅です。2階はワンルーム形式で、スキップフロアのデザインが採用されています。これにより、立つ位置によって遠くでの視線を楽しめる面白い間取りが誕生しました。
そして、建築現場ではオーナーと協力して窓の高さや位置を調整し、個々の要望に合ったカスタマイズが行われています。また、リビングの天井高さは3.0mに設定され、広々とした空間を実現し、窓際には日向ぼっこができるベンチが配置されている点も特徴です。多くのこだわりが詰まり、美術館のように心地よくユニークな住宅が生まれました。
仙台市でおすすめの工務店3社を紹介
仙台市には多くの工務店が存在しますが、その中でもおすすめなのが以下の3社です。
・日沼工務店
日沼工務店は「住宅性能」「高水準の住まいづくり」をコンセプトに、本当に快適な住宅を提供しています。仙台市や東北の住まいに求められる条件は、寒冷な冬にも暖かく快適に過ごせる住宅性能であり、断熱・気密・計画換気、全館暖房などが不可欠です。
そのためにはオール電化を取り入れ、基本性能をしっかりと整えることが大切です。日沼工務店は高気密・高断熱・計画換気のHAVE-S工法を確立し、本物の快適な住まいの提供にこだわっています。
また、従業員一人ひとりに社会人としての礼儀を重要視している点も特徴です。礼儀正しさを基本とした対応を徹底し、快適な住まいづくり根本は「礼儀」であると考えています。日沼工務店の家づくりのポリシーは、外ではなく社員の心に根ざしています。
・徳田工務店
徳田工務店は、顔の見える家づくりを大切にする地元信頼の工務店です。「木の住まい」を得意としており、職人の手で構築される住宅を提供しています。建材や内装には様々な種類の木材を使用し、自宅で森林浴をしているかのような心地良さを実現します。
また、優れた断熱と遮熱性能を持つ住宅を提供していることも特徴です。特に気密性の高い施工を重視し、すき間相当面積(C値)の実測値を0.3cm2/m2以下に保っています。これにより、光熱費などのランニングコストを節約することができます。
内装仕上げにおいては、天然素材を使用することにこだわっています。無垢材の羽目板や漆喰、珪藻土などが主な素材となりますが、予算に応じてウッドチップクロスや漆喰クロスなども提案してくれます。
・錦エステート
地域密着を大切にする錦エステートは、多様なライフスタイルやニーズに合わせた家づくりを展開しています。耐震性や断熱性に優れた2×4工法を活用し、長期にわたり快適な住環境を提供する工務店です。施主の要望を細やかに反映するだけでなく、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応するのが特徴です。
自宅での仕事環境を考慮したスタイリッシュな家から、子育て世代に優しいカジュアルな家まで、多彩なコンセプトが用意されています。また、新築工事だけでなくリフォームにも対応し、長く信頼できるパートナーとしての魅力も兼ね備えています。
杜の都と呼ばれる仙台市には、室内にいても豊かな自然を感じられる開放的な住宅が多く存在しています。住宅に自然を取り入れると眺めが良くなり、快適性がアップするメリットもあります。自然を取り入れる建築スタイルは様々あるため、自分のライフスタイルや好みにあった方法を選ぶことが大切です。
どのような家が良いか分からない、家づくりのアイディアが欲しい方は提案力のある工務店へとご相談ください。仙台市には数多くの工務店がありますが、その中でもおすすめなのが住宅性能と高水準の住まいづくりをコンセプトとし、快適性の高い住まいを提供する日沼工務店です。仙台市で注文住宅の購入を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。