岩手の厳しい冬でも快適な暮らしを実現する小原工務店の施工事例
2024/04/30
断熱は建材の熱伝導率を下げて熱の移動を防ぎ、快適な住まいを実現します。小原工務店の家づくりでは、柔軟で幅広い提案と特許乾燥技術を用いた無垢のフローリングや高断熱・高気密の構造などが注目されます。充填断熱工法や外張断熱工法など、様々な断熱工法も紹介します。
注文住宅を建てるなら考えたい断熱性能
断熱は、建材の熱伝導率を下げて熱の移動を防ぎ、快適な住まいを実現します。外気温の影響を受けにくくし、ヒートショック現象の予防や健康リスクの低減に役立ちます。さらに、冷暖房費の節約や換気効率の向上、シックハウス症候群の予防、結露やカビの発生抑制などのメリットがあります。断熱性の向上は快適性だけでなく、健康や経済、家の耐久性にも貢献します。
◇断熱とは
断熱とは、住まいの内外を仕切る素材の熱伝導率を下げ、熱の移動を防ぐことです。断熱性能の高い建材を用いることで、外気温の影響を受けにくくし、快適な住まいを実現します。外皮平均熱貫流率(UA値)という指標で客観的に判断され、値が低いほど断熱性が高いと言えます。
断熱は遮熱とは異なり、気温の高低にかかわらず外気温の影響を軽減します。快適な住まいを構築する上で重要な要素であり、新築時にはデザインや間取りと共に十分に検討すべき点です。
◇断熱のメリット
住まいの断熱性を高めることには多くのメリットがあります。まず、外気温の変化に影響されず、室内の温度差が少ないため、一年中快適に過ごすことができます。これにより、ヒートショック現象の予防や健康リスクの低減が期待できます。
さらに、断熱性の高い住宅は冷暖房費を節約し、環境にもやさしい経済的な選択肢となります。また、高い気密性により室内の空気を清潔に保つことができ、換気効率も向上します。そのため、シックハウス症候群の予防や健康を守ることができます。
さらに、結露やカビの発生を抑制し、家の寿命を延ばす効果も期待できます。断熱性の向上は快適性だけでなく、健康面や経済面、そして家の耐久性にも大きなメリットをもたらします。
工務店により異なる断熱工法の種類
充填断熱工法は柱や構造材の間に断熱材を充填し、壁内の空間を活用する方法で、主に繊維系の断熱材を使用します。一方、外張断熱工法は建物の外側に断熱材を設置し、内部空間を保温します。外張断熱は施工が簡単で結露のリスクが低い一方で、断熱材の厚さに制約があり、耐性が問題となることもあります。
◇充填断熱工法
充填断熱工法は、柱や構造材の間に断熱材を充填する方法です。壁の内側の空間を活用するため、新たなスペースを作る必要がなく、外張り断熱よりもコストを抑えられるのが特徴です。主にグラスウールやロックウール、セルロースファイバーなどの繊維系断熱材が使用されます。
この方法は、建物の断熱性能を高めるだけでなく、結露を防止するための施工が重要です。
◇外張断熱工法
外張断熱工法は、建物の外側に断熱材を設置する方法です。柱や構造材の外側を断熱材で包み込むことで、内部の空間を有効活用できます。この方法は施工が比較的簡単で、結露や木材の腐朽のリスクが低いという利点があります。
しかし、断熱材の厚さに制約があり、建物の変形や荷重に対する耐性が問題となる場合もあります。
一級建築士が提案する小原工務店の家づくり
小原工務店の家づくりは、男女3人の一級建築士チームによる柔軟で幅広い提案が特徴です。一級建築士が設計を担当し、設計事務所の知識と工務店の技術を組み合わせます。特許乾燥技術を用いた無垢のフローリングや高断熱・高気密の構造が安全性と快適性を追求し、頑強な骨太構造や耐震剛床工法、外張り断熱と充填断熱を組み合わせた構造が採用されています。
◇家づくりの特徴
盛岡の注文住宅の小原工務店は、男女3人の一級建築士がチームを組み、顧客の多様な要望に柔軟で幅広い提案を行います。このチームはそれぞれの強みを生かし、真剣に取り組んでいます。
家族の個々の価値観やニーズに対応するために、男女の異なる感性や価値観が設計に活かされています。一人の力には限界がありますが、3人の建築士が集まれば、さらなる知恵が生まれます。
小原工務店は、営業マンではなく一級建築士が間取りを作成し、設計と構造の知識をもって顧客の夢や希望を形にします。特許乾燥技術を用いた無垢のフローリングは、驚異的な性能を持ち、良質な家づくりを実現します。
◇構造
小原工務店の家は、頑強で安全な構造が特徴です。まず、乾燥技術特許取得で安心できる木材を使用し、含水率15%以下の無垢材を採用しています。この高品質な木材は乾燥するほど強度が増し、狂いや割れが少なく、カビや腐食菌の発生を防ぎます。さらに、特許取得の高乾燥機を使用しています。
また、骨太構造も特徴的で、一般基準の4倍以上の根太や1.5倍の桁や梁を使用しています。これにより、床の音や振動が軽減され、静かで快適な居住空間を実現しています。さらに、梁や桁材が大きいことで耐震・耐久性能が向上し、安全性が高まります。
耐震剛床工法も採用しており、格子状に組まれた土台や梁・桁、根太が一般の床組みの3.7倍もの強度を持っています。べた基礎も採用されており、建物の重さを面で支えるため沈下や変形が少なく、丸型換気口が耐震性を高めます。
◇高気密・高断熱
小原工務店の家は、高断熱・高気密な構造が特徴です。まず、外張り断熱と壁の間を埋める充填断熱を組み合わせたダブル断熱(内外断熱)を採用しています。北海道の断熱仕様に準拠し、冬は暖かく夏は涼しい快適な住まいを実現します。
さらに、断熱樹脂サッシとLOW-E複層ガラスの組み合わせは高い断熱性と気密性を提供し、省エネ効果や結露防止にも効果的です。
家の快適さは室温だけでなく、体感温度で決まります。小原工務店の家では、天然の無垢の床材を使用することで、床の温度が高く体感温度も上がります。これにより、輻射熱が奪われず快適な暮らしを実現します。
岩手の冬も快適小原工務店の施工事例
Oさんは40年前の家を全面的にリフォームし、ダブル断熱や耐震補強を行い、家族と愛犬が安心して快適に暮らせるように改修しました。Iさんの家は素材にこだわり、トリプルサッシやコーキングレスの外壁など高性能な素材を使用し、家具も手づくりで家族の暮らしに合わせた設計となっています。
◇ダブル断熱と耐震補強の家へのリフォーム
40年前に建てられた家を全面的にスケルトンリフォームしました。ダブル断熱や耐震補強を行い、家族と愛犬が安心して快適に暮らせる家へと生まれ変わりました。
玄関や階段の位置を変え、すべての部屋に日光を取り入れるように間取りを一新しました。また、天気に左右されるベランダの物干しスペースを室内のサンルームに変えることで、家事負担も軽減しました。和室には専用トイレを併設し、縁側から庭を眺めてゆったり過ごせる空間を作りました。
再使用できる設備や照明などを活かしつつ、耐震補強や断熱改修を行い、家族全員が安心して快適に過ごせる家が完成しました。
◇高性能素材で実現する快適な家族生活
素材にこだわり、高い断熱性能を実現した家を完成させました。トリプルサッシやコーキングレスの外壁、塗り壁など、性能や素材に細部までこだわり、使いやすさも重視した設計となっています。
リビングや廊下、階段など、家族が集う場所にはアカマツを使用し、ぬくもりのある空間を演出しました。また、調湿効果や抗菌作用のあるキリを内装に使用するなど、木の使い方にもこだわりました。
奥様の要望に応え、家具はすべて手づくりです。リビングの飾り棚や家事スペースの収納など、家族の暮らしに合ったオーダー家具を丁寧に作り上げました。
さらに、ダブル断熱とトリプルサッシを採用することで高い断熱性を確保し、冬の生活も快適に過ごせる住まいとなりました。
断熱は建材の熱伝導率を下げて熱の移動を防ぎ、快適な住まいを実現します。外気温の影響を受けにくくし、ヒートショック現象や健康リスクの低減に役立ちます。断熱性向上により、冷暖房費の節約や換気効率の向上、結露やカビの発生抑制も期待できます。
充填断熱工法は柱や構造材の間に断熱材を充填し、外張断熱工法は外側に断熱材を設置します。小原工務店では男女3人の一級建築士による提案と特許乾燥技術を用いた構造が注目されます。耐震剛床工法やダブル断熱、トリプルサッシなど高性能素材を使用し、岩手の冬でも快適な暮らしを実現します。