サンコーホームの事例も紹介!気候に左右されない暮らしを叶える
2024/03/25
秋田における注文住宅計画では、東北地方の気候や健康への配慮が重要です。そのため、高気密・高断熱住宅や換気システムの導入が提案されています。サンコーホームの全館冷暖房ダブル空気清浄システムはその一例です。
東北地方の気候!岩手では記録的な大雪も
東北地方は奥羽山脈によって気候が分かれ、日本海側と太平洋側で異なります。冬季には日本海側は曇りや雪、太平洋側は晴天が多い傾向にあります。2024年2月には、岩手県の各地で記録的な大雪が観測され、最大降雪量を更新しました。
◇東北地方の気候
東北地方は、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県の6県からなる地域です。この地域を奥羽山脈が南北に横断するため、日本海側と太平洋側で気候が異なる点が特徴です。特に冬季には、この気候差が顕著です。日本海側では曇りや雪、または雨の日が多くみられますが、太平洋側では晴天の日が目立ちます。
◇記録的な大雪
2024年2月27日には、東北地方では、太平洋側を中心に記録的な大雪が見られる地域がありました。岩手県岩泉町では、12時間降雪量の日最大値が61センチに達し、2月の記録を更新しました。同じく岩手県の宮古市では55センチ、久慈市では43センチの大雪が観測され、それぞれ2月の最大値を更新しました。
このような記録的な大雪の日には、吹雪による視界不良や倒木、停電、交通障害が見込まれるため、十分な注意が必要です。
実は危険?室温や湿度の低下は健康に影響
寒さは血圧上昇や心臓病、脳卒中のリスクを高めます。また、運動不足や乾燥は風邪や肌トラブルを引き起こします。そのため、湿度40~60%が健康を保つのに重要です。
◇寒さによる健康的なリスク
寒さが体に与える悪影響はさまざまです。身体が冷えると、表面の血管が収縮して体温を保とうとします。この過程で血圧が上昇し、さらに、寒さは交感神経を刺激して血圧を上昇させるのです。
したがって、冷え込む季節には通常よりも血圧が上がり、脳卒中や心臓病などの発症リスクが高まります。
また、寒さによって室内で動くことが少なくなると、筋力や心身機能の低下にもつながります。
◇健康には湿度も大切
部屋が乾燥すると体の粘膜も乾燥し、防御機能が低下、よって風邪を引きやすくなります。乾燥するとウイルスの活動も活発になるのです。また、脱水症状も引き起こしやすくなります。さらに、空気が乾燥することで肌や髪のトラブルも増加します。身近な例では、乾燥による肌トラブルとしてあかぎれが挙げられます。
その外にも静電気が発生しやすくなります。静電気は、肌や髪の毛へのダメージだけでなく、給油時に火災の原因になる可能性もあるため、注意が必要になります。
さらに、火災が発生しやすくなることにも注意が必要です。そのため、健康を守るためには、人間が快適であると感じる相対湿度40~60%の範囲に調節することが大切です。
健康に配慮した家を実現するためのポイント
高気密・高断熱住宅は「冬でも暖かい」「一年中過ごしやすい」と称され、C値とUa値が気密性能と断熱性能を示す指標です。高断熱住宅はヒートショックのリスクを軽減し、睡眠効率や健康寿命にも影響します。
◇高気密・高断熱
まず考えられるのは高気密・高断熱住宅です。高気密高断熱の住宅は、しばしば「冬でも暖かい家」「一年中過ごしやすい家」「省エネ住宅」と称されます。
しかしながら、日本においては「この数値であれば高気密高断熱の住宅と言える」という明確な基準が存在しません。住宅メーカーなどが提示する基準は、各企業が独自に設定したものであるため、数値を見る際には注意が必要です。
まず、気密性能を示す指標の1つとして「C値」があります。C値は「相当隙間面積」という概念で、延べ床面積1㎡あたりにおけるすき間の面積を表すものです。数値が小さいほど、つまりC値が低いほど、建物内のすき間が少なく、気密性が高いと言えます。
次に、断熱性能を評価する指標は「Ua値」(またはUA値)です。これは「外皮平均熱貫流率」の略称で、建物の外皮1㎡あたりの熱の逃げやすさを示します。Ua値が低いほど、断熱性能は高いです。
家全体が暖かい状態に保たれることで、ヒートショックのリスクが軽減されると考えられます。ヒートショックは、急激な温度変化が血圧に影響を与え、心臓に負担をかけることから、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなることが問題です。
また、大規模な実測調査により、居住環境の改善が睡眠や血圧、活動量に与える影響が明らかになりました。高断熱の住宅に移住した場合、室温が上昇し、睡眠効率が向上することが報告されています。高齢者を対象とした研究では、家の温度感に関する調査から、家を寒いと感じる頻度が低い人ほど健康寿命が長い傾向にあることが示されています。
◇換気システム
換気システムは窓を開けることなく機械を使用して換気を行う仕組みです。換気システムはしばしば「24時間換気システム」や「常時換気」と呼ばれます。
2003年7月の建築基準法の改正により、住宅やオフィスなど全ての建築物で換気システムの設置が義務付けられました。住宅の場合、換気回数は1時間あたり0.5回とされ、部屋の空気が1時間で半分入れ替わるような設備が必要とされています。
換気システムの設置が義務化された主な理由は、シックハウス症候群の防止です。シックハウス症候群は、建材に含まれる化学物質によって引き起こされる健康被害であり、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどがその主な原因とされます。
また、結露によるカビやダニ、一酸化炭素、二酸化炭素、PM2.5などもシックハウス症候群を引き起こす要因です。
換気システムを導入することで、建物内の有害物質の濃度を低減し、室内の空気循環によって結露やカビの発生を抑制することができます。また、給気口にフィルターを設置することで、外部からの花粉やチリ、PM2.5など有害物質の侵入を防ぐのに効果的です。
健康な暮らし!サンコーホームの建築事例
サンコーホームの全館冷暖房ダブル空気清浄システムは、外部から取り入れる空気を清浄にし、室内に導入するだけでなく、室内の循環空気も同時に清浄化します。
◇革新的な全館冷暖房ダブル空気清浄システム
サンコーホームの「全館冷暖房ダブル空気清浄システム」は、外部から取り入れる空気を清浄にし、室内に導入するだけでなく、室内の循環空気も同時に清浄化する「ダブル清浄システム」を備えていることが特長です。
さらに、高性能な全館冷暖房システムとしての性能も抜群で、1フロアに1台のエアコンだけで、どこにいても同じ心地よい温度を保ってくれます。このシステムのおかげで実現したのが、大きな吹抜けを持つ開放的なLDKです。
さらに、スキップフロアに設けられた独立性の高いフリースペースやロフト、適切な位置に配置された収納設備、家事室を中心とした効率的な家事動線など、住むほどに新居への満足度が高まります。
◇空気質にこだわる新しい住まい
この家は、LDKはもちろん、玄関や脱衣室まで、心地よい快適な室温が保ちつつ、どの部屋にもエアコンの室内機が見当たりません。そんな壁や天井で邪魔なものが一切ない、ホテルライクなデザインで統一された質感の高い空間は、「全館冷暖房ダブル空気清浄システム」によって実現可能です。
気密性と断熱性能の高い家を、1フロアにつき1台のエアコンだけで冷暖房し、冷暖房と換気システムは埋め込み式になっています。
さらに、このシステムの最大の特徴が、空気の質にこだわっていることです。屋外から取り込む空気を清浄化し、室内を循環する空気も同時に清浄化するダブル空気清浄システムが組み込まれています。
◇ボタニカルテイストの家族向け住宅
美しい自然の植物たちはボタニカルテイストで、癒しと安らぎを家族にもたらします。また、木目調と落ち着いた色合いのインテリアで、リラックス効果のある住宅です。
さらに、この家は子育てに焦点を当てた設計がされています。外から帰ってすぐに手洗い・うがいができる玄関手洗いや、母親に見守られながら勉強ができる学習カウンターなど、子育て世代にとって便利な工夫がたくさんです。
さらに、この住宅は高気密・高断熱の家であり、全館冷暖房システムを搭載しています。このシステムにより、どこにいても温度差がなく、快適な室温を保つことが可能です。